ひびの好奇心ログ

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「澪つくし料理帖 10巻」/親父泣かせ

 

編集

※このページは、小説や漫画に出てくる料理を再現するページです。

澪つくし料理帖のネタバレが含まれます

 

違う意味で親父が泣く料理になってしまった・・・

 今回も、NHKで放送中のドラマ「澪つくし料理帖」の原作に登場する料理を試作。いきなり飛んで、最終巻に登場する料理「親父泣かせ」です。

 

天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)

天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)

 

 

 

 「親父泣かせ」は、つるやを去る澪の代わりに、新たなつるやの料理人として働く政吉の考案した料理。口下手で頑固者だけど、料理への情熱やひたむきさは誰にも負けない政吉の無骨な感じが伝わってくる、とっても美味しそうな一品です。そう、小説ではね。

 この料理、巻末のレシピにしっかり分量などが書かれています。材料も。

でも私、この日とっても焦って夕食の支度をしていたんです。あと、レシピうろ覚えで買い物に行ったのです。そうして出来上がった料理は、「親父が(マズすぎて)泣く一品」へとなり果てたのでした…。料理の基本中の基本ではありますが、レシピ通りに作るって、大切なことなんですね。( ;∀;)

 

 

 

作り方

※澪のレシピに掲載されている材料・作り方をもとに作っていますが、

ところどころ端折っていたり適当な部分があります。正確なレシピは本でご確認ください。

材料(2人分)

自然薯…200g

卵白…1個分

塩…ひとつまみ

出汁…大匙4

鮃(サク取り)…60g程度

わさび…適宜

※あん

出汁…1カップ

酒…大匙2

みりん…小さじ1

醤油…小さじ1

塩…少々

葛(片栗粉でも)…適宜

 

1 先にあんをつくる。出汁に酒・みりん・醤油を入れて煮立て、塩で調整。いったん火をとめて同量の水でといた葛を入れてとろみをつける。うちには葛がなかったので、片栗粉を代用しました。

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2 自然薯を皮ごとすりおろし、最初はすり鉢、次にすりこ木を使って滑らかになるまで擂る。

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…なんですが、私、自然薯をヤマトイモと勘違いして買い物に行ってしまったのです!!!帰ってきて再度レシピを見て、「あ、違う…」と気付いたのですが、まあ似たようなもんだろうと深く考えもせずに皮ごとスリスリ。すり下ろしたら、出汁と卵白を入れてさらにスリスリ…。

 

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少し味見したところ、「苦ッッ!!」

ものっすごく灰汁感が強くて苦い…。お世辞にもおいしいと言えない苦さ。

ここに来て初めてちゃんと調べたところ、皮ごとすりおろしても食べられる(食べるに堪えうる)のは、自然薯だけらしい。もちろん苦味が好きで、ヤマトイモや山芋も皮ごとすりおろす方もいらっしゃるみたいですが、私には厳しかった…。

このあたりで、なんかちょっと不穏な空気に。もうこのとろろ、お好み焼きとかにしたほうがおいしく食べられるんじゃ・・・?という考えが一瞬浮かびましたが、

せっかくここまで擂ったので、とにかく最後まで仕上げてみよう…と料理続行。

 

3 器のそこに鮃を敷き、とろろをかける。蓋をして、3~5分蒸す。蒸しすぎると固くなるので、加減が必要らしい。

とろろを器に入れてみて思った。

なあ、とろろの量、多くねえか・・・?

ちなみに、擂る前の芋の重さは220gだった。まあレシピより20gオーバーしているものの、20gくらい…と思ったのがいけなかったようだ。器に並々注がれるとろろ。

この量だと、3~5分蒸したぐらいじゃ中心部が余裕で生。しかし生だと苦すぎて食べれたもんじゃない。というわけで、結局15分くらい蒸した。

これは政吉が理想とする半生感が出ないのかもしれないが、マズすぎて食べれない事のほうが悲しいので、結構しっかり固め(スが入りまくりの茶わん蒸しくらい)に蒸した。

 

4 蒸しおわったら最初に作ったアンをかけて、上にわさびをのっけて完成。

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わさび、乗っけすぎてる・・・

少しでも味をごまかしたいという、切なる思いがわさびの量にも反映されています。

 

いざ試食してみると、しっかりと蒸したおかげでえぐみはかなりましになっている。しかし、いかんせんとろろの量が多すぎて、食べても食べても鮃にたどり着かない( ;∀;)

一緒に食べた人には、

「これって今日の主食・・・?」

と言わしめるだけのボリュウム感。米のほうが存在感なくしてた。

 

しかも火を入れすぎてるせいで鮃の身がバラバラにほぐれてとろろと一体化している!!どこが鮃かわかんねえ!わさびは辛いし・・・。

 

とにかく今回は大失敗でした。こういう繊細っぽい料理は、いつも以上にしっかりと量を計測することが大切だと学びました…。しかし今後、レシピの載ってない料理にも挑戦しようと思っているのだが、こんなんで大丈夫なのだろうか。不安だ。